最近よく目にするワード、それが、ここでご紹介する「退職代行サービス」です。
テレビで取り上げられたこともあるので、聞いたこともある人はいるでしょう。



等、不安や疑問を抱いている方の為に、退職代行サービスが一体どんなサービスなのか?どんな人が利用しているのか?など、詳しい内容に迫っていきたいと思います。
目次
退職代行サービス一覧
退職代行 | 料金 | 実績数 | 転職支援 |
---|---|---|---|
退職代行ニコイチ | 27000 | 7135 | ◯ |
退職代行SARABA(サラバ) | 27000 | 6000件以上 | ◯ |
退職代行EXIT(イグジット) | 30000(アルバイト・パート) 50,000(正社員・契約社員) |
– | ◯ |
退職のススメ | 25000 | – | ◯ |
退職代行コンシェルジュ | 30000 | – | ◯ |
退職代行Jobs(ジョブズ) | 29800 | – | △ |
【退職代行】弁護士法人みやび | 55000 | – | – |
あおぞら退職代行サービス | 12000 | – | – |
退職代行センター | 30000 | – | – |
退職代行辞めるんです | 30000 | – | – |
リスタート | 20000 | – | – |
退職代行とは?「退職希望者に代わって退職の意思を会社に伝えるサービス」

※これは有料のサービスとなっており、通常5万円前後の報酬を支払うことが多いです。
そして、退職の際に気になる有休消化などの交渉ですが、これを退職代行サービスがやることは違法行為に当たります。
というのも、法律にも定められているように、退職代行サービスは報酬をもらって退職したい意向を企業に代わりに伝えることはできても、退職にあたっての交渉は弁護士しかできないからなのです。
有休消化などの交渉をしたい際には、弁護士を使って交渉する必要があります。
どんな人が退職代行サービスを利用しているの?
本来なら自分自身で直属の上司に退職の意向を伝えるものです。
では、どんな理由で退職代行サービスを利用する人が多いのかということを見ていきましょう。
退職を承諾してもらえない
既にご自身で退職したい旨を上司に伝えているのに、なぜか承諾してもらえないということもあります。
そんな時、最終手段として退職代行サービスを利用して退職決行を果たす方がいます。
パワハラ上司のため、退職の意向を伝えられない



退職時期を引き延ばされる
退職の意向を伝えたものの、「退職日時期は会社が決める」と、言われてしまい、そのまま時間が経過し、いつまで経っても退職できない状態が続いている方も、強硬手段として退職代行サービスを利用しています。
就労期間が短い
まだ入社してそんなに経っていないのに、社風が合わなかったとか、思っていた業務内容とは違ったなどの理由で会社を辞めたいと思っても、就労期間が短いために退職したいという意思を伝えらない方もサービスを利用することがあります。
大きなミスをしてしまった時
仕事をしているからこそミスはしてしまいますが、そのミスがかなり大きなものだった場合、その会社には居づらくなりますよね。
そう思った方が、退職代行サービスを利用して退職するということもあります。
退職代行サービスを利用した方が良い人
退職代行を利用した方がいい人は、職場の上司からパワハラ・モラハラを受けていたり、トラブルがあったりして、できることなら会わずに退職手続きをしたい、という人です。無理やり辞めてしまっても、新しく仕事を探すにも退職手続きは必要になります。退職代行サービスを利用すれば、上司に会うことなく退職手続きを完了させることができます。


退職代行サービスを利用しなくても良い人
直接職場の人たちに感謝の気持ちを伝えたいという人です。
退職したい気持ちでいっぱいの時は、他のことをあまり考えられなくなってしまいがちですが、いざ退職代行サービスを利用すると、職場の人に会わないまま退職手続きをすることになってしまいます。やっぱり直接お礼やお詫びがしたかったなぁ、と後悔する可能性もあるので、そんな気持ちが少しでもあるなら、退職代行サービスを利用する前によく考えてみる必要があります。
また、引き継ぎが必要な仕事がある人や、職場が極端に忙しい時期にある人は、退職代行サービスをすぐには利用しない方が無難かもしれません。
もちろん体調不良などやむを得ない事情がある場合には時期は選んでいられませんが、できるだけ円満に、周りの人に迷惑をかけずに退職したいと考えているなら、引き継ぎを終えたり、繁忙期が過ぎてから退職した方が良いでしょう。
退職代行サービスの利用の流れを教えて!
それでは、退職代行はどのような流れで行われるのでしょうか。基本的な流れは以下の通りです。
利用前に知っておこう!退職代行サービスの注意点
退職代行サービスを利用する前にその注意点についてご紹介しますので、利用を考えている方は必ずこれを意識してくださいね。

- 業務の引継ぎができない
- 他の社員に負担がかかる
- あなたが残したものの後始末をしなければならない
- 急いで人員を確保しなければならない
退職代行サービスを利用して退職の意向を伝える背景には、ブラック企業であったり、上司に問題があったりと、それなりの理由があります。
だからといって、退職した後の会社のことなんてどうでも良いというのは、良くない考え方です。
あなたが突然退職することで、このような負担が会社全体にかかるということは覚えておきましょう。
退職代行サービスを利用するメリットとは
退職代行サービスを利用することでどんなメリットが生まれるのでしょうか。
必ず退職することができる
たとえブラック企業で働いていても、退職代行サービスを利用すれば100%退職ができるので、安心です。
上司と顔を合わせず退職できる
退職代行サービスを利用すれば、上司と顔を合わせることもなく退職することができるので、嫌な思いをすることが少なくなります。
即日退職が可能
退職代行サービスを利用すると、最短で退職の意思を伝えたその日に退職することが可能です。



弁護士に頼むより安い
退職代行サービスを利用する際には費用がかかりますが、弁護士にこれを頼むとなると、その2~3倍の料金が発生するので、だいぶ費用は格安になります。
ただし、有休消化などの交渉をする場合には弁護士を使わなければならないので、そういった交渉がある方は退職代行サービスを利用するよりも、最初から弁護士を雇う方が安く済みます。
退職代行サービスを利用するデメリットは?
退職代行サービスを利用することでデメリットもありますので、利用前にそれを押さえておきましょう。
費用が発生する
普通なら支払う必要もないお金を払って会社を辞めるのですから、これはデメリットです。
通常3~5万円前後の費用が退職代行サービスの利用で発生します。
退職後に上司との関係が悪くなる
退職してしまったらもうどうでもいいと思うかもしれませんが、退職代行サービスを利用すると、退職前に上司に挨拶などができません。
ですので、上司との仲は悪くなります(元々そういう環境にした上司も悪いのですが)。
退職代行サービスのことを良く思わない人もいる
退職代行サービスという言葉がよく聞かれるようになってきたので、このサービスを知っている方も多いです。
しかし、退職の意思は自身で伝えるものだと考えている方は多いので、あなたが退職代行サービスを使って退職することに否定的な考えをもつ方もいます。
トラブルに巻き込まれる可能性も
退職代行サービスは、ほぼ100%退職成功を果たしているサービスではありますが、これから退職代行サービスが増えてくれば、悪質な業者が出てくるとも限りません。
そうなった場合、トラブルに巻き込まれる可能性があり、退職することに失敗したり、お金のトラブルが発生する可能性もあります。
退職代行が失敗するケースとよくあるトラブル
退職届を送っただけでは退職手続きは完了していません。勤務先から離職票が届かないと雇用保険の申請などもできないのですが、離職票などの書類をなかなか送ってもらえないこともあります。
また、退職代行を依頼したことで、退職日までの間に勤務先からパワハラを受ける可能性もあります。
また、弁護士や労働組合以外が勤務先に退職の交渉をすることは法律により禁じられています。
弁護士資格をもたない退職代行業者が勤務先に交渉を行なってしまうと、法律違反となり、最悪の場合その退職代行業者は警察に捕まってしまいます。そして、退職代行業者を利用して交渉を行おうとした自分も事情聴取をされる恐れがあります。
退職代行サービスの法律上の問題点とは?
退職代行は法律に違反しているのではないか、という声もよく聞かれます。退職代行サービスの全てが法に触れるというわけではありませんが、注意しなければいけない点はあります。
再三言っていますが、弁護士や労働組合以外の業者が依頼者の勤務先と直接交渉を行うことは、非弁行為と呼ばれ、弁護士法に反する行為となっています。
そのため、一般の退職サービス代行業者は、あくまで依頼主と勤務先の仲介役という位置づけで業務を行うことになります。



おすすめの退職代行サービス5選を発表!
様々な退職代行サービスが出てきていますので、どれを選べばよいのかわからないという方もいるでしょう。
そこで、ここではおすすめの退職代行サービスを5つ発表したいと思います。
SARABA
コスパを重視したい方にも、そして丁寧な対応を求めている方にもおすすめなのが、このSARABAです。
サービスの料金は29,800円(税込)と、コスパ良いものとなっています。
全額返金保証制度もあり、24時間365日電話対応しているので、安心ですよね。
追加料金は一切かかりませんし、サービスも充実しているので、満足してご利用いただけるはずです。
ニコイチ
対応時間は7:00~22:00までと、SARABAよりは短くなりますが、十分な営業時間ですよね。
そして、料金は28,000円(税込)と、SARABAよりもだいぶ安くなっています。
また、全額返金保証制度や追加料金は一切なし、さらにはLINEで無料相談ができるなど、サービスもしっかりと整っている利用しやすい業者です。
15年近い歴史もあり、いまだに退職成功率100%をキープしている心強い退職代行サービス業者です。
リスタート
利用者は20代の方限定となってしまうのですが、無料で利用できるといううれしい退職代行サービスなのです。
無料なので逆に不安という方もいるかもしれませんが、リスタートは弁護士の指導を受けていて有給消化に関するやり方なども教えてもらえる業者となっています。
また、転職をサポートしてくれるなど、退職後のことも安心できますよね。
EXIT
テレビや雑誌などでもおなじみのEXITですから、ご存知の方も多いでしょう。
正社員や契約社員の退職に関する費用は50,000円です。
アルバイトやパートの方にも対応していて、その際には30,000円が費用となります。
今までの退職成功率は100%、LINEで気軽に相談できますので、退職代行サービスの利用を考えている方はまずはLINEしてみると良いでしょう。
辞めるんです
24時間即日対応、100%の返金保証制度や追加料金一切なしという利用しやすい業者です。
料金は40,000円で有給サポートサービスなどもありますので、有給消化のことが気になっている方にはうれしいですよね。
相談はLINEなどでいつでもすることができますし、退職率100%を誇る企業なので、安心してご利用いただけます。
退職代行サービスの選び方
いくつもある退職代行サービスの中から「良い」業者を選ぶためにはどのように選べばよいのか、その選び方をご紹介しましょう。
実績がある業者
実績の無い業者を利用するのは成功するかどうかがわかりません。
例えば、今まで100%退職を成功させているのかなどとホームページに記載されている業者を選ぶようにしましょう。
こういった実績があるということは、安全に利用できる業者であるという意味にもなるので、トラブルなくサービスを利用するためにも重要なポイントとなります。
トラブルを経験している業者



良い口コミが多い業者
注意しなければならない点は、口コミをすべて鵜呑みにしないことです。
それを踏まえた上で良い口コミが多く寄せられている業者であれば、利用者の満足度が高いということが言えますので、そういった業者を選ぶようにしましょう。
退職代行サービスを利用した人の口コミを見てみよう!
既に退職代行サービスを利用して会社を退職された方の口コミを見ていきましょう。
そんな失敗に関する口コミもここでご紹介させていただいたので、こういったケースも起こり得るということは頭に入れておきましょう。
退職代行サービスでよくあるFAQ
もし退職ができないようなら料金を返金するような手続きをとります。
他のやり取りは郵送でおこなえるようにします。
たとえば退職届や使っていた制服、保険証なども郵送で対応してもらえるようにします。
どうしても不安がある場合には、弁護士または労働組合に代行を頼むと、交渉を行ってもらうことができます。一般の退職代行サービス業者が交渉を行うことは禁じられています。
ちなみに退職代行サービスは、退職のやりとりの最初に約束したお金しか受け取ることはしません。
どうしても退職できないなら退職代行サービスを使うのもあり!
やはり、退職の意向は自分自身で上司に伝える方が良いですし、そうすれば会社に迷惑をかけずに辞めることができます。
しかし、どうしても退職の意向が伝えられるような状況ではないという場合には、退職代行サービスを利用するのも良いでしょう。
その際には、後に残される人たちのことを考えて、あらかじめ残務処理などはできる限り行っておくようにしてくださいね。