事務職で転職を考えている方に事務職向けおすすめ転職サイト10選と、転職サイトの選び方、転職サイトを上手に活用するポイント、転職を成功させるためのコツなどを紹介していきます。
また、希望条件に合った求人の提案や、履歴書・職務経歴書の作成サポート、面接対策などのサポートも受けられるため、転職活動が効率的に進められます。
目次
事務職向け転職サイトの失敗しない選び方
事務職の転職サイト選びで大事なポイントを3つ解説します。
事務職に強い転職サイトかどうか
事務職の転職サイトを選ぶポイントでまず大事なことは、事務職求人に強い転職サイトであるかということです。
事務職の求人に強い転職サイトであれば、事務職の求人を豊富に取り揃えているので、効率良く転職活動ができます。
求人を検索する際も、事務職に特化した細かな条件を指定して絞り込むことが多いです。
また、専門サイトには事務職のことに詳しいアドバイザーがいるという強みもあります。
紹介している求人の質と量
事務職の転職サイトを選ぶポイントとなるのが、紹介している求人の質と量です。
自分に合った求人を見つけるためには、求人数が多い転職サイトを利用するべきです。
多くの求人を扱っている転職サイトであれば、希望する条件に近い求人が見つかる可能性が高まります。
求人数の少ない転職サイトでは、条件の合う求人がなかなか見つからないということになりやすいです。
ただし、求人数が多くても、待遇の良くない案件ばかりを扱っているという場合もあるので、求人数だけでなく、求人の質にも目を向ける必要があります。
サポート内容やアドバイザーの質
事務職の転職サイトを選ぶポイントとして、サポート内容やアドバイザーの質にも着目しましょう。
転職サイトには、利用者の転職をサポートするためのさまざまな制度が用意されています。
サポートが充実している転職サイトを利用すれば、転職活動の労力を減らすことができます。
また、きめ細かなアドバイスをしてくれるアドバイザーがいる転職サイトなら、転職の成功率もアップします。
事務職向けの転職サイトを比較
転職サイト | 公開求人数 | 対応地域 | 料金 | サポート内容・特徴 |
---|---|---|---|---|
リクルートエージェント | 300,000件以上 | 全国 | 無料 | 非公開求人数が非常に多い |
doda | 180,000件以上 | 全国 | 無料 | 専任アドバイザーによる求人の紹介 |
マイナビエージェント | 45,000件以上 | 全国 | 無料 | 全国に拠点があるので相談しやすい |
パソナキャリア | 36,000件以上 | 全国 | 無料 | ハイクラス求人を紹介している |
ビズリーチ | 80,000件以上 | 全国 | 無料(プレミアムステージは有料) | 優良企業からスカウトが届く |
LHH転職エージェント | 30,000件以上 | 全国 | 無料 | コンサルタントが最適な求人を紹介 |
リクナビNEXT | 100,000件以上 | 全国 | 無料 | AIが自分に合った求人を選定 |
エン・ミドルの転職 | 180,000件以上 | 全国 | 無料 | 30~40代の転職に特化したサービス |
MS Agent | 8,000件以上 | 全国 | 無料 | 管理部門への転職に強い |
ハタラクティブ | 2,000件以上 | 全国 | 無料 | 未経験でもOKの求人が多い |
おすすめの事務職転職サイトについてまとめました。
求人数について見ると、リクルートエージェントが最も多いことがわかります。
そのため、求人数を重視するならリクルートエージェントが最もおすすめと言えます。
事務職に強いおすすめの転職サイト・エージェント
1位:リクルートエージェント
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 300,000件以上 |
非公開求人数 | 200,000件以上 |
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員 |
エージェント機能 | あり |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://www.r-agent.com/ |
- 幅広い業種の求人がある
- 非公開求人数が非常に多い
- サポート制度も充実
※2024年10月時点の求人数
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。
業界でも最大級のエージェントのひとつであり、事務職に限ってもさまざまな業種や条件の求人を見つけることができます。
また、非公開求人が非常に多いことも特徴で、他のサービスにはない好待遇の求人と出会えることがあります。
2位:doda
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 180,000件以上 |
非公開求人数 | 40,000件以上 |
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員 |
エージェント機能 | あり |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://doda.jp/ |
※2024年10月時点の求人数
- 専任アドバイザーによる求人の紹介
- キャリア相談に対応
- 応募や面接をサポート
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。
非公開求人を含めると、20万件以上の求人を扱う大手エージェントなので、事務職の求人も多数見つけることができます。
また、dodaでは専任のアドバイザーがついて、転職先やキャリアについて相談に乗ってくれるのが特徴です。
自分のスキルや経験をきちんと理解して適切なアドバイスをしてくれるので安心感があります。
3位:マイナビエージェント
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 45,000件以上 |
非公開求人数 | 18,000件以上 |
働き方 | 正社員、契約社員 |
エージェント機能 | あり |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://mynavi-agent.jp/ |
※2024年10月時点の求人数
- 業界に詳しいキャリアアドバイザー
- 大手企業の求人もある
- 全国に拠点があるので相談しやすい
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
人材業界でも大手のマイナビが運営することから信頼性が高く、大手企業の求人も紹介されています。
また、各業界に精通しているキャリアアドバイザーがいることも特徴です。
事務職の転職事情に詳しいアドバイザーもいるので、事務職での転職を希望する方にもおすすめできます。
4位:パソナキャリア
運営会社 | 株式会社パソナ |
---|---|
公開求人数 | 36,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
働き方 | 正社員、契約社員 |
エージェント機能 | あり |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://www.pasonacareer.jp/ |
※2024年10月時点の求人数
- ハイクラス求人を紹介している
- 専任コンサルタントによるカウンセリング
- 業界や企業の情報が豊富
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営する転職エージェントです。
パソナキャリアの大きな特徴と言えるのが、年収が800万円以上のハイクラス求人を多数紹介していることです。
転職で年収などの待遇をアップさせたい方におすすめです。
また、転職に詳しいコンサルタントがカウンセリングを行い、転職に必要なアドバイスやサポートをしてくれます。
5位:ビズリーチ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数 | 80,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
働き方 | 正社員、契約社員 |
エージェント機能 | なし |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料(プレミアムステージは有料) |
公式 | https://www.bizreach.jp/ |
※2024年10月時点の求人数
- プロのヘッドハンターに相談ができる
- 優良企業からスカウトが届く
- 年収1,000万円以上の求人もある
ビズリーチは、株式会社ビズリーチが運営する転職サイトです。
転職について詳しいプロのヘッドハンターに相談できるのが特徴で、転職活動の方針や、今後のキャリアについてアドバイスが受けられます。
また、企業から直接スカウトが届く形式となっていて、20,000社以上の優良企業と直接やり取りをすることができます。
6位:LHH転職エージェント
運営会社 | アデコ株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 30,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
働き方 | 正社員、契約社員 |
エージェント機能 | あり |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://www.springjapan.com/ |
※2024年10月時点の求人数
- コンサルタントが最適な求人を紹介
- 採用されるまで徹底サポート
- 日程調整や交渉を代行
※2023年4月3日に「Spring転職エージェント」から「LHH転職エージェント」へブランドチェンジしています。
LHH転職エージェントは、アデコ株式会社が運営する転職エージェントです。
LHH転職エージェントでは、職種ごとに専門のコンサルタントが在籍しているのが特徴となっています。
なので、事務職での転職を希望する場合は、事務職に詳しいコンサルタントに最適な求人を紹介してもらえます。
応募から採用されるまでのサポートを徹底しており、応募書類の添削や面接対策、適性検査対策なども受けることができます。
7位:リクナビNEXT
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 100,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員 |
エージェント機能 | なし |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://next.rikunabi.com/ |
※2024年10月時点の求人数
- AIが自分に合った求人を選定
- 企業から直接オファーがくる場合がある
- 検索条件を細かく指定できる
リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営する転職サイトです。
求人情報の検索にAIを活用していて、利用者のスキルや希望する条件を分析し、最適な求人を選び出す仕組みになっています。
求人を検索する際の条件も細かく指定できるので、誰でも簡単に自分に合う求人を見つけ出すことができます。
8位:エン・ミドルの転職
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 180,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
働き方 | 正社員 |
エージェント機能 | あり |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://mid-tenshoku.com/ |
※2024年10月時点の求人数
- 30~40代の転職に特化したサービス
- 年収1,000万円以上のハイクラス求人を紹介
- 業種に精通したエージェント
「エン・ミドルの転職」は、エン・ジャパン株式会社が運営する転職エージェントです。
ミドル世代の転職に特化しているのが特徴で、転職やキャリアアップを目指す30代・40代の方におすすめです。
年収1,000万円以上のハイクラス求人も取り扱っているため、質の高い求人を探したい方に特に向いています。
9位:MS Agent(エムエスエージェント)
運営会社 | 株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン) |
---|---|
公開求人数 | 8,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
働き方 | 正社員 |
エージェント機能 | あり |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://www.jmsc.co.jp/ |
※2024年10月時点の求人数
- 管理部門への転職に強い
- 非公開求人を多数扱う
- アドバイザーによるキャリアサポート
MS Agentは、株式会社MS-Japanが運営する転職エージェントです。
MS Agentは管理部門への転職実績が豊富なのが特徴で、管理職への転職を目指したい方におすすめです。
また、他の転職サービスにはない非公開求人も多数扱っているので、ここにしかない好待遇の求人が見つかることもあります。
10位:ハタラクティブ
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
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公開求人数 | 2,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員 |
エージェント機能 | あり |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式 | https://hataractive.jp/ |
※2024年10月時点の求人数
- 20代の就職・転職サポートに特化
- 未経験でもOKの求人が多い
- 転職が初めてでも安心
ハタラクティブは、レバレジーズ株式会社が運営する転職エージェントです。
20代の就職や転職に特化したサービスとなっているため、20代で求職中の方におすすめします。
ハタラクティブの特徴として、未経験でも応募できる求人が多いことが挙げられます。
なので、事務職の経験がない方でも利用しやすいといえるでしょう。
事務職の転職に困ったらココ!年代別おすすめ転職サイト
事務職の転職におすすめの年代別転職サイトを紹介していきます。
20代、30代、40代に合わせたピッタリの転職サイトを厳選し、それぞれの特徴を解説していくので自分にあった転職サイトを是非見つけてみてください。
20代事務職におすすめの転職サイト
転職サイト | 公開求人数 | 特徴 |
---|---|---|
doda | 180,000件以上 | 業界最大手で非公開求人は公開求人の倍以上と評判。 |
リクルートエージェント | 300,000件以上 | 就職、転職といえばどこよりも有名なリクルートが提供する転職エージェント |
type女性の転職Agent | 10,000件以上 | 女性の転職に特化した転職エージェント。就業先にこだわりがある女性にもおすすめです。 |
男女問わず、20代で転職を考えているなら、dodaやリクルートなどの大手がおすすめです。
また、type女性の転職Agentのように女性の転職に特化した転職サイトもあるので、希望する条件にあった転職サイトを選ぶといいでしょう。
30代事務職におすすめの転職サイト
転職サイト | 公開求人数 | 特徴 |
---|---|---|
パソナキャリア | 36,000件以上 | 2021年オリコン顧客満足度調査で3年連続第1位を獲得 |
DYM就職 | 非公開 | 学歴・経歴よりも人柄を重視した求人が多い |
マイナビエージェント | 45,000件以上 | 企業への応募や面接調整などの転職活動中に発生するスケジュールは専任エージェントがやってくれる |
30代ともなると仕事や家庭などで、転職のために時間をかけられない場合も多いかと思います。
そんな30代の転職では、サポート体制が充実している転職サイトやエージェントがおすすめです。
仕事やプライベートの時間を確保しながら転職活動ができるので、忙しい方でもスムーズな仕事探しができます。
40代事務職におすすめの転職サイト
転職サイト | 公開求人数 | 特徴 |
---|---|---|
リクルートダイレクトスカウト | 400,000件以上 | 業界トップクラスの知名度と業績を誇るリクルートが提供するハイクラス向けの転職サイト。 |
パソナキャリア | 36,000件以上 | 業界に精通したコンサルタントが徹底したキャリア分析をしてくれる |
JACリクルートメント | 10,000件以上 | 東証一部上場企業で国内外の大企業・外資系企業への転職も夢じゃない |
40代になると管理職に就いている人が多いのではないでしょうか。収入もかなりアップしているため、転職して給料が下がるのは困る、と考えている方もいるかもしれません。
そんな方には、ハイクラスな転職先を紹介してくれるサイトがおすすめです。
転職サイトの中には、自分のレジュメを登録しておくだけでヘッドハンターからスカウトメールをもらえることもあるので、自分を必要としている企業を見つけやすいといったメリットがあります。
事務職の転職活動に転職サイトを利用するメリット
事務職の転職活動に転職サイトを使うメリットは次の5つ。
非公開求人が見つかる場合がある
事務職の転職で転職サイトを使うメリットのひとつは、非公開求人が見つかる場合があることです。
非公開求人はその転職サイトでしか紹介されておらず、他の転職サイトなどでは応募することができません。
非公開求人は、大手企業からの募集や待遇の良い求人が多いので、質の良い求人を探している方におすすめです。
企業の詳しい情報が得られる
事務職の転職で転職サイトを使うメリットとなるのが、求人企業の詳しい情報を得られることです。
転職サイトでは求人の内容のほか、その職場で実際に働いている方の声や職場の雰囲気、実際の労働環境などさまざまな情報を取り揃えています。
そのため、本当に自分に合った職場や待遇であるかを確認してから応募することができます。
応募書類の内容を添削してもらえる
事務職の転職で転職サイトを使うメリットとして、応募書類を添削してもらえることが挙げられます。
転職サイトで受けられるサポートのひとつに、履歴書や職務経歴書といった応募書類の添削があります。
添削を利用することで、書類の内容に不備がないか、十分なアピールができる内容になっているかなどをチェックしてもらえます。
※一部の転職サイトでは利用できません。
企業に推薦状を出してくれる
事務職の転職で転職サイトを使うメリットとなるのが、応募先の企業に推薦状を出してくれることです。
推薦状とは、応募者の経歴やスキル、強みなどをまとめて企業に伝えるためのもので、転職サイトが応募書類と一緒に企業に提出します。
※一部の転職サイトでは利用できません。
転職活動のサポートをしてくれる
事務職の転職で転職サイトを使うメリットとして挙げられるのが、転職活動のサポートをしてくれることです。
転職活動をする際は、企業への応募や面談などの日程調整、内定辞退の連絡など、さまざまな労力がかかります。
転職サイトを利用すれば、そういった面倒な手続きなどを代行してくれるサポートを受けることができます。
※一部の転職サイトでは利用できません。
事務職の転職サイトを上手に活用するポイント
転職サイトを最大限に活用するには、以下のポイントを押さえておきましょう。
複数の転職サイトを併用する
事務職の転職サイトを上手く活用するポイントのひとつは、複数の転職サイトを併用することです。
複数の転職サイトに登録することで、より多くの求人が探せるようになるため、自分の希望に近い案件も見つかりやすくなります。
また、いくつかの転職サイトを利用してみることで、紹介している求人の質や、アドバイザーとの相性もわかってきます。
自分のことは正確に伝える
自分の情報は正確に伝えるようにしましょう。
転職サイトのアドバイザーは、利用者の情報に基づいて最適な求人を紹介しています。そのため、自分のスキルや経験、希望する条件などは正しく伝えておく必要があります。
応募書類を添削してもらう
応募書類の添削サポートが提供されているなら活用しましょう。
履歴書や職務経歴書などの内容が十分であるかは、自分で判断するのは難しいです。
しかし、転職サイトでプロのアドバイザーにチェックしてもらえば、応募書類の内容を完璧な状態に仕上げることができます。
業務内容や待遇をきちんとチェックする
業務内容や待遇をきちんとチェックしましょう。
求人の内容について十分に理解しないままで応募してしまうと、後になって自分が希望する仕事や待遇とは違っていたというミスマッチにつながることがあります。
気になる求人には積極的に応募する
気になる求人には積極的に応募していきましょう。
転職サイトは求人を探して多くの方が利用しているため、求人の募集がすぐに終了してしまうこともあります。
そのため、気になる求人を見つけたなら、早めに応募しておくことをおすすめします。
担当者が合わないなら変更を検討する
担当者が合わない場合は変更を検討しましょう。
担当となるスタッフやアドバイザーは、転職活動のサポートという重要な役割があります。
しかし、担当者との相性が良くないと、自分に向いた求人を紹介してもらえなかったり、納得のいくアドバイスがもらえなかったりといった問題があります。
転職サイトで事務職の転職を成功させるコツ
転職サイトを利用して転職を成功させるには、以下の点を意識してみるといいでしょう。
なるべく早くレスポンスを行う
事務職の転職を成功させるコツの一つは、なるべく早くレスポンスを行うことです。
事務職の求人は、人気が高く応募者が多いため、求人掲載後もすぐに応募が殺到し、募集期間が短くなることがあります。
転職サイトから求人紹介の連絡があった場合、すぐに対応することが大切です。
自分の強みや弱みを理解する
転職サイトで転職を成功させるコツとなるのが、自分の強みや弱みを理解することです。
転職の採用面接では、自分の強みをアピールするよう求められたり、逆に自分の弱みについて尋ねられたりすることが多いです。
そのため、自分の強みや弱みはきちんと理解しておくことが必要です。
転職の目的をはっきりさせる
転職サイトで転職を成功させるコツとして、転職の目的をはっきりさせることが挙げられます。
転職の目的が明確でないと、どのような転職先を選ぶべきなのかがわからなくなってしまいます。
自分に合った職種に移りたい、もっと待遇の良い職場に転職したいなど、何のために転職するのかを明確にすることで、それに合った転職先も見えてきます。
求める条件に優先順位をつける
転職サイトで転職を成功させるコツとなるのが、求める条件に優先順位をつけることです。
転職活動では、希望する条件をすべて満たすような転職先が見つかるのが理想ですが、実際にはそこまで上手くいくことは少ないです。
そのため、ある一定の希望条件を満たしている求人を候補に挙げていくといいでしょう。条件に優先順位をつけておけば、応募するべきか判断しやすくなります。
期限を決めて計画的に転職活動をする
転職サイトで転職を成功させるコツとして挙げられるのが、期限を決めて計画的に転職活動をすることです。
期限を決めずにダラダラと転職活動を続けてしまうと、いつまでも転職が成功せずに時間や労力を浪費するだけに終わることがあります。
転職エージェントを利用する
転職サイトで転職を成功させるコツと言えるのが、転職エージェントを利用することです。
転職エージェントでは、転職や求人のことに精通したアドバイザーが転職をサポートしてくれます。
スキルや経歴なども理解した上で、自分に適した求人を紹介してくれるので、自分に合う転職先が見つかりやすいです。
転職を成功させたいなら、転職サイトと転職エージェントを併用すると良いでしょう。
事務職転職の傾向をデータから解析!
事務職として転職をしたいのであれば、転職活動を始める前にどのような状況になっているのかを数字として把握しておくことが大切です。
事務職の有効求人倍率
事務職の有効求人倍率のデータは厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況」というデータで把握することができます。
令和5年2月は一般事務の有効求人倍率が0.37となっています。※
前の月のデータを見ても同様の数字になっているため、短期間で大きく変動することはないかと思います。
この数字はパートを除いた正社員に限ったものなので、全体の仕事量に対して正社員の求職者数はかなり多いということがわかります。
このデータは毎月新しい情報が公開されているため、転職活動をする際には最新情報を把握すると有効活用しやすいです。
有効求人倍率が低いということは、それだけ特殊な技能がなければ転職は難しいと考えられます。
事務職の平均年収
転職サイトで確認できる事務の平均年収は、全体だと336万円で女性は321万円になっています。
更に一般事務に限ってみると、平均は337万円で女性は329万円という金額になっています。※
※doda平均年収ランキング(職種・職業別)2022/12/19更新分
もちろん年代や転職先の会社によって多少の変動はありますが、女性が事務職として転職する場合にはおよそ320万円~330万円が平均的な年収だと言えます。
事務職の転職に向いている時期
事務職の転職にもおすすめの時期とおすすめできない時期が存在します。
そもそも求人数というのは年間通して一定なわけではなく、求人数が増えるタイミングと減るタイミングが存在しています。
また求職者が増えるタイミングとしてはイメージしやすい4月頃、年が切り替わる1月がとても多くなっています。
このタイミングは心理的に転職活動している人が増えるため、ライバルが多いタイミングと捉えることができます。
基本的には求人が多く、ライバルの少ないタイミングをおすすめしますが、求人が減るタイミングでも募集をかけている会社は人手不足と考えられるため、転職活動から実際に働けるまでの時間が短く、即採用というケースもあり得るでしょう。
事務職の主な仕事内容とは
事務職と言ってもその仕事内容は様々です。
会社によっても事務に任せる範囲が異なる場合もありますし、同じ会社の事務でも仕事内容はそれぞれに振り分けられることもあります。
一般事務系
受付、秘書
受付や秘書はそのままの意味で、主に社長や役員のサポート業務が中心になってくる仕事です。
スケジュール管理や場合によってはある程度の語学スキルが必要になってくることもあります。
一般事務、営業事務
必要な書類の作成や、電話対応をするのが主な仕事になります。
営業事務では営業に必要な書類をまとめるため、ある意味ではこの仕事がなければ営業が商品を売れません。
データ入力、オペレーター
資料に記載されているデータをパソコンに打ち込むといった作業がメインの業務になります。
もちろん電話対応などもありますが、基本的には決められたフォーマットに数字などのデータを根気よく入力していく作業です。
経理・財務系
経理、会計
その名の通り、経理や会計を行い会社のお金の流れを管理します。
具体的には、帳簿の作成や伝票の処理、経費の精算業務などが主な仕事内容に含まれます。
直接お金を扱う機会も多い仕事です。
財務・財務分析
経理や会計では今現在のお金の流れを扱うのに対して財務は、今後会社が使っていくお金について管理する仕事です。
例えば今後の銀行からの融資について調整を行ったり、会社がどういったお金を使っていくか資金計画を立てたりといったことが主な業務です。
税務
税務では会社が国に支払う税金を管理し必要な書類の作成を行います。
これらの業務は大きな企業では役割分担をされますが、小さな会社だと兼任するケースもあります。
人事・総務系
人事
人事部では、採用業務や勤怠管理などを行っています。
また給与の計算や保険関連も人事の仕事になっているため、全体を通して忙しい時期とそうでない時期の差が激しい事務仕事の1つです。
総務
総務は一言でいえばオフィスの管理業務全般を行います。
備品を管理して発注をするといった仕事が日常業務になりますが、株主総会を行うための準備や運営であったり、社内イベントなどがあれば総務が取り仕切ることも多いです。
法務
法務部は事務職の中でも少し難しい部類で、取引時の契約書類を確認したり社員の法律に関する相談を受けるといったことが業務になってきます。
この他にも社内規定を作って管理するといった仕事が含まれたりもします。
マーケティング・広報系
マーケティング、企画
商品やサービスの企画を立ち上げて開発をします。
そのために需要を調査したり、完成した商品やサービスを実際に使ってもらった反応から更にブラッシュアップするといったことも行います。
場合によっては広報と仕事内容が重なる部分もでてきます。
広報、PR
主に会社のことや商品の情報を発信するための仕事です。
プレスリリースを出したり、SNSを運用する、イベントの企画を行うといったものが中心です。
またこれとは別に大規模な会社だと社内報を作るといった業務も含まれてきます。
CS、カスタマーサポート
主に顧客のサポートを行う業務です。
電話やメールでの問い合わせに返答して疑問や問題を解決するのがメインの仕事になります。
もちろん既存の顧客だけでなく、顧客になる可能性のある人の対応も行います。
事務職で必要とされるスキルとは
一言で事務職と言っても仕事内容は様々です。実際に行う仕事によってはスキルが必要になってくるケースもあります。
そこで事務職として働く場合、どのようなスキルがあると良いのかを解説していきます。
コミュニケーション能力
事務職は黙々と仕事をしていれば良いというイメージを持っている人もいるかも知れませんが、基本的なコミュニケーション能力は必要になってきます。
まず電話対応をする機会が多いため、円滑なコミュニケーションができなければ仕事に支障をきたします。
もちろん他の社員との連携が必要な場合もありますし、お金の管理などでもやはり他の社員とコミュニケーションをとる機会はあります。
PCスキル
事務職の仕事は多くの場合、データを入力したり書類を作成したりするので、PCの扱いには慣れておくといいでしょう。
資格を取る必要はありませんが、エクセルやワードの基本操作程度はできた方が良いでしょう。
もちろん資格を持っていた方が転職の際には有利になることが多いです。
また、会社によっては独自のソフトウェアを使っていることもあるので、PC操作そのものに対してある程度対応できる必要もあります。
ビジネスマナー
事務職では電話対応やメールでやり取りする機会が非常に多いです。
社外の人間とやり取りする機会が多いわけですから、最低限のビジネスマナーは必要なスキルになってきます。
秘書などは更に上のスキルを求められますし、秘書検定などもあるためビジネスマナーは無視できるものではありません。
事務職向け転職サイトを利用して内定をもらうまでの流れ
サービスによって得意としている業種や職種が違うため、事務職を多く扱っているサービスを探して登録すべきです。
複数のサービスに登録しても問題ないため、必要に応じていくつかのサイトに登録することも検討しても良いかもしれません。
具体的には担当者にカウンセリングをしてもらい、転職の条件を聞いてもらいます。
どういった仕事がしたいのか、どういった条件で働きたいのかといった事をこの時点で明確にしていきます。
また、転職する際に自分がどんなスキルを持っているのかも重要になってくるので、このカウンセリングの段階でそういった部分の見直しも行っていくことになります。
カウンセリングの情報をもとに求人を紹介してもらいます。
自分の提示している条件やスキルからマッチする求人を紹介してもらう形になりますが、この際にいわゆる非公開求人も多く扱われます。
自分では見つけることができない仕事と出会える可能性もあります。
書類選考の時点でしっかりとアピールしなければ落ちてしまう可能性もあるので、しっかりと対策と準備を行うことが必要です。
転職サイトによっては応募書類の準備をサポートしてくれる場合もあるので、必要に応じてそういったサービスを活用していくと成功率を上げることができます。
面接の日程などは、本人あるいは転職サイトの担当者が企業側と調整することになります。
特に働きながらの転職活動だと調整をしっかりする必要が出てきます。
面接自体はとにかく準備してうまくアピールするしかありませんが、面接に関する疑問点などがあれば転職サイトの担当者に聞くなどしてある程度は準備することができます。
この辺りの処理も転職サイトの担当者と相談しながら行う事が多いです。
現在務めている場合は退職手続きをとる必要がでてきますが、こちらについても担当者に相談するとサポートを受けられることがあります。
よくある質問
- 転職サイトやエージェントを利用すると、求人情報以外にどのようなサポートが受けられますか?
- ヒアリングなどによって、自分のスキルの再確認や転職活動自体の進め方などを丁寧にサポートしてもらうことができます。
また応募する際の書類を添削してもらうことができたり、面接日程や入社日といったスケジュールの調整なども行ってもらえます。
場合によっては給与や勤務地といった条件の交渉まで行ってくれることもあります。 - 転職サイトを利用する場合、料金はかかりますか?
- 転職サイトで求職する場合の費用は無料です。転職サイトは求人を出している企業側から手数料をもらって運営されています。
- 転職サイトに登録してから、転職が決まるまでどのくらいの期間がかかりますか?
- 平均は3カ月~半年と言われています。スムーズにいけば3カ月以内で決まることもありますが、働きながらの転職活動だと長くかかってしまうこともあります。
- 転職サイトを利用する場合、どの程度の求人数が提供されますか?
- 利用する転職サイトによって大きく違いますが、事務職に強いサービスで1万件~4万件程度の求人があります。
- 自分の希望する条件や希望する企業について、どの程度詳細に伝える必要がありますか?
- 希望があればできる限り伝えた方が良いです。そのうで要望に優先度を設けることで、自分に合った仕事を探すことができます。少なくとも希望している仕事内容、勤務地や給与などの情報は必要になってきます。
事務職の転職サイトについてのまとめ
今回は、事務職の転職サイトについて解説しました。転職サイトを活用すれば転職活動がスムーズになり、さまざまなサポートも受けられます。
また、事務に必要なスキルを磨きながら転職サイトや転職エージェントを活用するのも転職を成功させるポイントとなります。