正直言うと、仕事なんて人と人が関わらなければできないものなのです。
ですが、人とできるだけ関わらずに仕事をしたいという人見知りの方や、逆に今まで人と関わり過ぎてあまり人と関わりたくないという方も少なくないでしょう。
目次
アフィリエイト
アフィリエイトという言葉はあなたもご存知でしょうが、ネットの広告やあなた自身が運営しているブログから得ることができる収入で、すごい方であれば、月に数百万円単位で収入を得ているのは、有名な話です。
翻訳
通訳ではなく、翻訳、これは、自宅でもできることで、翻訳したものを頼まれた企業に提出する際にも、今はインターネットを使えば簡単にできます(メールなど)。
そのため、頼まれた言語に翻訳する翻訳業というのは、他に人と直接的に関わることも少なければ、メールやビジネスチャットなどでやり取りができるので、本来の「人と関わらない」という意味では、人と関わることのない職業だといえるでしょう(もちろん、人によってやり方が異なるので、あくまでも人と触れ合いたくない翻訳業の方を対象としています)。
作家
作家の方も、最終的には(締め切りまでにちゃんと納品できない方であれば、それ以前からも)人としての付き合いはあるといえるでしょう。
しかし、実務のほとんどは1人で行うことになります。
取材期間はもしかしたらアシスタントの方がついていることも多いかもしれませんが、文章を書くという時には、基本的には1人で行うことになりますから、この職業も、比較的人と関わらない仕事だといって間違いないでしょう。
ウェブデザイナー
インターネット系の職業はどれも孤独な感じがしますよね。
しかし、エンジニアにしたら、1人でそれを行っているというよりは、集団で1つのことに向かっているという感じなので、そこまで独立的な印象は持ちません。
しかし、ウェブデザイナーというのは、複数の人で行うのは、パソコン画面がいくつあっても難しいことです(どの人にもそれぞれの考えと個性があり、やり方が異なり、1つのものにするにはハードルがある)。
そのため、基本的には1人でウェブデザインはするもので、あなたのセンスや思い、考えを、ありのままに画面上に描ける素晴らしい職業だといえるでしょう。
トラック運転手
これは想像できるかと思いますが、仕事をしているうちの大半が「孤独」な時間です。
助手席に誰かを乗せているのであれば別ですが、そういったケースは初心者の方意外にはそんなにいませんよね(1人でも多くの人材を実務に使いたいため)。
結局、トラック運転手であっても、完全に人と関わらない仕事というわけでなく、トラックに荷物を載せる時に荷物の点検をしたり、それを降ろす時に、荷物を受け取る業者が、荷物の量に間違いが無いかを確認する際に、必ず人と関わります。
ですが、就業時間全体で見れば、それは、1/100程度といえることもあるので、ほとんど、人付き合いが必要のない職業だといえるでしょう。
警備員
孤独な職業ともいえる警備員、これも、ほとんど人と関わらない仕事だといえます。
大手でない限り、1人でその場を警備するので、話す人もいなければ、警備している企業の方としゃべることもほぼ無いでしょう(警備している限り、無駄なしゃべりをすることも許されません)。
そんなこともあり、この職業は、基本的に人とは触れ合いませんが、多くの方が、そこで働く警備員=そこの社員の1人だと思いがちで、会社の詳しいこと(どこに〇〇さんが勤めているセクションがありますかなど)について聞いてくることが多いのです。
実際には、日本だけでなく、他の国ならなおさら警備員は警備会社から派遣されてきている人たちなので、会社の内情については知りません。
そういった「人との関わり」はありますが、基本的には、然るべき場所に立って、その場所を警備するのが任務なので、同じ派遣先から警備員が同じ場所に送られてこない限り、1人をキープできます。
データ入力
「データ入力」という職種で検索したことがある方は、その職種にかなりの幅というよりも、「表」から「裏」まで、色々あるなと感じたことがあるでしょう。
というのも、「表」のデータ入力というのは、例えば、ホテルや一般企業でのエクセルを使った会計的な「データ入力」というのがほとんどです。
しかし、求人雑誌やサイトでやたらと「データ入力」という業種と求人が出ていますが、この実際の業務というのは、例えば、出会い系サイト(アプリ)のサクラであったり、出会い系サイト(アプリ)の会計的な役割(クライアントからの入金を随時チェックすること)であることが多いのです。
このオフィスの中に入ってみるとわかりますが、サクラ=色々な人と一緒になってやる作業というイメージはあるかもしれません。
しかし、実際には個人プレイで、あなたがクライアントに対して返しているメッセージをしっかりトップの人が管理しているので、何か問題があればすぐに伝えてきますが、その際にも特に人と人が言葉を交わし合うということはほとんどなく(管理者からアドバイスされた通りのことを注意された人は認識して、それを次の作業洗適応するのみ)、基本的には1人で与えられた作業を黙々こなすというものです。
それは、サクラの作業だけでなく、他の作業にも言えることです。
作曲家
1つの曲を作るのは簡単なことではないことは、作曲家でもなければ、音楽になんてとんと疎い方だってわかることですよね。
でも、この作曲家こそが、人と関わらない仕事の1つであるのです。
今まで、日本でも偉大な音楽プロデューサーというのを輩出してきました。
夜な夜な曲作りのために1人で作業室に閉じこもって、持っている音楽のツールをすべて使って、名曲をいくつも生み出してきました。
そこには誰もいません。
あるのは、ご自身で用意した様々な楽器、そしてコンピューターです。
これらを活かして、今でも古いと思わせない曲を何十年も前に世間に送り出し、ミリオンセラーを何度も成し遂げています。
ユーチューバー
近年注目されている、人と関わらない仕事の1つではないでしょうか。
それが、ユーチューバーです。
仕事として認められない所もありますし、芸能人のように収入が不安定なこともあって、子供が「ユーチューバーになりたい」といったら反対するという親も、当然ながら少なくありません。
しかし、ユーチューバーこそ、まさに1人でやらなければならない職業ですよね。
ユーチューバーとしてのネタの提供は、自分でやることがほとんどでしょうが、それを続けていたら、ネタが尽きるのは当然のことです。
そのため、ネタを友達や家族に提供してもらうことがあるでしょうし、より視聴者に見やすい映像を提供するためには、誰かがそれを撮った方が、うまくいくわけです。
フリーライター(フリーランス)
特に、フリーライター(フリーランス)、これもほとんど人と接することはありません。
ただし、その形態によります。
例えば、フリーライターといっても、あなた自身が、色々な場所に行って、現地の人にコメントを求めなければいけないというのであれば、これは、人と関わらないわけにはいきません。
ところが、あるテーマを基に、あなたの知識を活かした記事を書くというのであれば、これは取材もなく、依頼者と直接接する必要も基本的にはありませんから(まさにクラウドソーシングのような感じ)、人と関わる必要はないのです。
もちろん、それなりのライティングスキルや、その書く内容に応じたスキルは必要になりますが。
新聞配達員
「新聞配達員なんてよく顔を合わせるのだけど」と、思っている方は、おそらくそれは、新聞集金員なのです。
この2つは全く異なります。
そもそも、新聞配達は、基本的に原付バイクで今は行っているので、この点から考えても16歳以上からこの仕事に就くことができます。
とはいえ、中学から歩いて新聞配達をしていたというタレントや苦労した芸能人はよく聞きますが、実際の所、中学生からできるのです。
その際には、親の同意書と学校長の証明書、住民票や戸籍などの書類を提出することになります。
メンテナンスサービス系
例えば、ビルのメンテナンスを行う方、これも、基本的には1人での作業となるでしょう。
もちろん、あなたの手に負えないことが出てきた場合には、異なる企業に相談、メンテナンスを頼まなければいけないでしょうが、基本的には、1人でビルメンテナンスは行います。
とはいっても、ビルメンテナンスを申し出た誰かにその事情を聞いたり、修正後の報告をしたりするので、100%人とつながりが無いということはありませんが、極力人との関係を排除した職種だといえるでしょう。
もし、そのメンテナンスを行う方が、様々な特殊な資格を持っているのであれば、他の業者と関わる必要はなく、その人自身でメンテナンスもサービスもできるので、人と関わることのない仕事ができます。
(依頼主である企業にいる人物に、メンテナンスの状況やビルの状態を伝える必要はある)
アーティスト
アーティストというのは、常に孤独だなんて言われていますが、まさにそれが彼らの職業の特色なのではないでしょうか。
もちろん、100%孤立した職種だとは言いません。
というのも、美術家(絵画)にしたって、結局自分の資金でやっていける範囲というのはあり、それを超えて芸術を追求したいのであれば、パトロンが必要になります。
そんなアーティストは、パトロンを見つければ、人と関わることのない仕事かというと、クライアントがいるのでそうではありませんが、仕事をしている時間の大半は人と関わることはありません。
つまり、アートを築き上げている時間は、人との関わりもなく、あなたの時間に浸ることができます。
工業・工場作業員
これも、完全なる人と関わらない仕事といえるわけではありませんが、作業的には、1人で黙々とこなせるものだといえるでしょう。
特に、伝統工業であれば、1人ができることが多いので、さらに人と関わることが少ないでしょう。
また、大手の工場へ就職すれば、それはそれで拍が着きますが、1人1人のやる作業は細かく、他のチームとの連携作業も必要とされるのは間違いないでしょう。
そのため、人と関わらない仕事というのには程遠く、常に人と付き合わなければいけない状態となることが予想されます。
そうならないためにも、大手の工業・工場作業員になり、その中でも、特に上の位置(上司とまでは行かない範囲)に就くことで、人と関わることを減らすことができます。
家事手伝い
日本では、「家事手伝い」という表現を、ただのパラサイトやニートにもつかうことがありますが、ここで言う「家事手伝い」とは、本当の意味での家事手伝いです。
いわゆる家政婦として働くことを指します。
もちろん、その家の方や、あなたを雇用する企業(オフィス)との関わりはありますが、特定の人であり、ほとんど、家主が家にいないのであれば、ほとんど人と接することはない職業です。
何か求められない限りしゃべる必要もなければ、とことん掃除をこなしていれば良いので、(家によっては)比較的ストレスレス、しかし、雇い主によってはあなたにイライラを与えてくることがあるので、この点は注意しなければならないでしょう。
システムエンジニア
今の時代、さらに必要になってきている職種の1つ、それが、システムエンジニアではないでしょうか。
そもそも、今の時代、コンピューターを使わずに働いている企業の方が少ないですし、小さな商店であってもコンピューターを用いている所がほとんどだといえるでしょう。
しかし、そんな個人的な「パソコン管理」がいつまでも続くとは限りません(特に、これから商店を大きくしたいのであれば)。
SEに資格は必要ありませんが、こういった中小企業の経理、そして、経営をよくするため(SEの力を借りて、ホームページを作ったり、今まで使えなかった機能を充実させてみたり)の作業を行い、中小企業のホームページを対象にして、あなたの存在をアピールしていきましょう。
そうすれば、そのホームページやメーカー(ブラック)が注目されるのはもちろんのこと、あなたのシステムエンジニアとしての実力も、各ホームページを見て、誰もが納得し、クライアント増加を導けますし、人と接することはこの時点でほぼありません。
\システムエンジニアなるなら/
マイナビ【公式サイト】
人と関わらない仕事はない!でも、これなら最小限におさえられる!
ハッキリ言って、人と関わらない仕事はないのです。
そもそも、仕事というのは、人と人とのコミュニケーションで出来上がるものですから、それを続けるためにも、人と人との付き合いは必要です。
しかし、上記で紹介した業種は、その中でも人付き合いの少ないものなので、人見知り、人間関係で失敗して転職したい方におすすめの職種一覧です。