転職を考えているけど、何から始めるのがベストなのか知りたい。そのような方に向けこのページでは、
といった内容で、転職サイト「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)」についての情報を詳しく紹介します。
目次
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)会社概要
社名 | 株式会社リクルート |
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英文社名 | Recruit Co., Ltd. |
創業 | 2012/10/1 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
従業員数 | 17,327人※(2022年4月1日時点/アルバイト・パート含) |
資本金 | 3億5千万円 |
公式URL | https://www.recruit.co.jp/ |
リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイント
リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイントを3つ紹介していきます。
限られたユーザーのみに送られるスカウト(一求入魂)がある
リクルートダイレクトスカウトには、特にハイレベル・ハイキャリアの人材に限定して送られる「一求入魂」というスカウトがあります。
一求入魂スカウトが送られてくるということにより、自分のスキルや経歴に価値があるということがわかります。
ヘッドハンターはハイクラスの非公開求人を豊富に所有しているため、一求入魂スカウトでは大手の企業の高収入の求人、役職を務める人材の求人などを紹介してもらえる可能性があります。
年齢制限がなく20代でも利用できる
一般的には、転職サイトでは経験が豊富な30代以上の年齢層がサービスの対象となることが多いですが、リクルートダイレクトスカウトには年齢制限がなく、20代でも利用することができます。
登録時に審査が行われることもないので、20代だからといって利用できないということもありません。
実際に、20代でリクルートダイレクトスカウトを利用して転職活動を成功させたという人のインタビューも、公式サイトで紹介されています。
求職者の料金は完全無料
転職サイトでは有料プランがある場合もありますが、リクルートダイレクトスカウトはサポートを受ける際の料金は完全に無料です。
リクルートダイレクトスカウトの利益は、求職者から得られるのではなく企業に人材を紹介することで、成果として報酬を受け取ることによって成り立っています。そのため、登録者はサービスを利用する際に一切の料金を支払う必要がないのです。
転職活動をするために費用をかけたくない、しかし質の良い求人情報を紹介してもらいたいという人におすすめです。
リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターってなに?
出典元:https://www.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターとは、登録している求職者の中から求めている人材を探し出してスカウトを送る人のことです。
リクルートダイレクトスカウトの公式サイトでは、選りすぐりのヘッドハンターを顔写真・登録者に向けたメッセージとともに紹介しています。
ヘッドハンターのイメージが浮かばない人でも、どのような人がいるのかを知ることができるので安心です。リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターは、単に優秀な人材を狙って引き抜きをするのではなく、転職に向けてしっかりサポートしてくれる心強い味方と考えましょう。
そして、ヘッドハンターにはさまざまな企業とのつながりがあり、他では紹介してもらえないような非公開求人も多数所持しています。
ヘッドハンターが紹介できる非公開求人は、少なくとも年収800万円以上のハイクラス求人が多く、さらに高収入の転職先を紹介してもらえる場合もあります。
リクルートダイレクトスカウトの口コミ評判
リクルートダイレクトスカウトを利用して、実際に転職活動をした人たちの口コミ評判を紹介します。
良かったという口コミだけではなく、イマイチだったという内容の口コミもピックアップしました。
※ リクルートダイレクトスカウトは以前はキャリアカーバーという名称の転職サイトでした。
キャリアカーバー時代のユーザーの口コミを中心に紹介します。
リクルートダイレクトスカウトの良い口コミ
キャリアカーバーのヘッドハンターは評判も良く、ハイキャリアで転職をしようと考えている人にとっては外せない転職サイトだと思います。
ただ気に入った案件があっても、ヘッドハンターの紹介がなければ応募できないのがネックですね。スキルやキャリア不足というシビアな理由もあれば、ただ単にタイミングが合わず連絡が取れた時には既に決まっていたということも考えられますから。
そんな心配もしてはみるけれど、良い相談相手となってくれるヘッドハンターと共に転職を成功させるという心強さもあり、そういったことを差し引いても有益なサービスだと思いますよ。
某大手転職エージェントに面談に行った際には、「40代での転職は思っている以上に慎重にならざるを得ない」ことを厳しく指摘されていたのですが、キャリアカーバーのヘッドハンターからは「楽観視はできないけれど能力があれば逆に40代だからこそ雇いたいと考える企業もある」と言ってもらえ、非常に心が軽くなったことを覚えています。
引用元:ランクルー
エグゼクティブ層の転職サイトといえば限られていますが、かたや有料でこちらのキャリカーバーは無料。まずは無料であるこちらを使ってみて、あまり質が良くないようであれば有料サイトも視野に入れて考えてみようと思っていました。
ところがこのキャリアカーバー、驚くほど質のいいサービスでした。高年収のみの求人ということを考えれば求人数は多く、さすがリクルート系列です。スカウトメールも興味をひく求人が多数あり、思い切ってヘッドハンターに連絡を取ってみることにしました。担当いただいたヘッドハンターの方にはとても親身に相談に乗っていただけました。
しっかりと時間をかけたヒアリング、転職に関する幅広い情報、まるで我が事のように私のキャリア形成について熱く語ってくださいました。そして、私の希望を把握した上で年収アップとキャリアアップ双方を叶えることが出来る求人を紹介してくれました。
引用元:ランクルー
直接のやり取りができるのがキャリアカーバーのメリットのひとつです。
転職サイトのほとんどは面接に行くまでの間のやり取りは、さほど重点を置いていないように思います。結局求めている人、求められている人の両方が合致するまでがサイトの仕事なので、
その後やその間のことはあまり重要視されていないしそういった場を用意していません。でもキャリアカーバーはその後も重要でヘッドハンターから連絡があった際も、給料面や休み、勤務地などかなり詳しく話してくれます。
こういったやり取りがあってからの面接は全然違うので、すごく良かったと思っています。スカウトがあるのに、よくわからない相手と会うというのはお互いになんとなく嫌なものです。
会社にもし移ることになった場合のビジョンも相談に乗ってくれたので移るのに割とスムーズだったんじゃないか思います。ハイキャリアに絞った転職サイトなので、その層の人にはサイコーのサイトと言えます。
引用元:ランクルー
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)を利用した人たちからは、ヘッドハンターの手厚いサポートを評価する声が多いです。
ハイクラスという条件をふまえると、求人数が豊富にあるという点が魅力であり、他社では転職に不利だと言われた年齢層のユーザーも、リクルートダイレクトスカウトではヘッドハンターのサポートもあり前向きに転職活動に取り組むことができたという体験談もあります。
リクルートダイレクトスカウトのイマイチな口コミ
口コミ人気が高く、優良求人が多いということでキャリアカーバーに登録しました。蓋を開けてみたらやはり一般非公開の求人が多く、その内容(主に年収)をみると感嘆の声を上げてしまいそうですが、その分求職者に求められるレベルも高いです。
レジュメを書いてキャリアカーバーに登録しているヘッドハンターがそれを見てスカウト等をしてくれるそうなので、とりあえず物は試しということでレジュメを書いてみたのですが、改めて自分の経歴を見ているとそんなに人に誇れるものがないなーと。
具体的に転職を考えて今すぐにでもスカウトして欲しいという方は捻り出して自分を上手くアピールするのでしょうが、まだ具体的に考えていない身としてはちょっと他の転職サイトよりも敷居が高いです。
引用元:ランクルー
お高そうなサイトの作りで、自分には場違いな転職サイトだろうかとは思っていたけど、思っていた以上に自分にとっては利用できない転職サイトでした。
自分は営業なんで、売れば売るだけ収入は増えるし、売れなければ当然少ないまま。過去最高額なら年収制限クリアできていたので、少しばかり期待してしまった訳だけど、やみくもに登録してもダメってことですねー。
求人情報はリクナビNEXTやDODAなどに比べるとめちゃくちゃ少ないです。でも出ている求人はすべてが高収入の仕事ばかり。年収1000万とかザラですね。でも求めている人物像の理想が高く、自分には到底無理でした。自分が出来ることは単純に売ることだけです。キャリアカーバーではそれだけではダメなんですね。求めている能力が高すぎる。
引用元:ランクルー
リクルートダイレクトスカウトの求人情報は、他社と比較するとハイクラスな条件がほとんどであり、全体的に見ると求人数は少ないという口コミもありました。
高収入の求人情報ばかりであり、求職者側に求められる条件もハイレベルであることから、「自分に自信がない」「アピールできるポイントがない」という人は敷居が高く感じてしまうという難点があるようです。
リクルートダイレクトスカウト利用の流れ
登録時には、氏名・生年月日・性別・都道府県・直近の年収・直近の業種・職種など必要事項を入力します。
ヘッドハンターの検索に引っかかるように、少しでも経験のある業種や職種については記載するようにしましょう。
会員登録とレジュメの登録が完了したらスカウトが来るのを待ちましょう。
より転職のチャンスを増やすためには、同時に他の転職サービスを併用するのもおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトの求人数や内定率など他社と比較
リクルートダイレクトスカウトの求人数や内定率などのデータを、同じくハイクラス求人に特化したスカウト型転職サイトである「ビズリーチ」と比較しました。
転職サイト | ||
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公開求人数 | 450,000件以上 | 80,000件以上 |
会員数 | 非公開 | 190万人以上 |
登録時の審査 | なし | あり |
利用料金 | 無料 | 有料プランあり |
ヘッドハンター数 | 4,300人以上 | 6,000人以上 |
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチは、ターゲット層がハイクラスであるという共通点がありますが、公開求人数ではリクルートダイレクトスカウトの方が5倍以上多いことがわかります。
会員数については、リクルートダイレクトスカウトは非公開となっているため比較はできません。
ただ、ビズリーチが登録時に審査が行われるのに対して、リクルートダイレクトスカウトは審査なしで登録が可能なのでハードルは低いと考えられます。
リクルートダイレクトスカウトの内定率については公表されていませんが、一般的に転職サイトを利用した場合の内定率は、20%程度といわれています。
リクルートダイレクトスカウトがおすすめな人のタイプ
転職サイトは多数ありますが、リクルートダイレクトスカウトが特におすすめな人の特徴を説明します。
もし自分に当てはまる内容があれば、積極的に登録・利用することをおすすめします。
年収600万円以上のハイクラス求人を希望する人・キャリアアップしたい人
リクルートダイレクトスカウトが一般的な転職サイトと異なる点は、求人情報が非常にハイクラスな内容が多いという点です。
少なくとも年収600万円以上、中には年収2,000万円以上という超ハイクラスな求人を紹介してもらうことのできるチャンスもあります。
特にヘッドハンターからの一求入魂スカウトは、特別な人材のみに送られるもので、大幅なキャリアアップのチャンスにつながります。
30~50代の職務経歴がある人
リクルートダイレクトスカウトは、登録時の審査や年齢制限がないので、20代の転職希望者でも利用することが可能です。
ただし、やはりハイクラス求人という特性上、企業としては即戦力となる実務経験の豊富な人材を求めていることが多いです。
そのため、ヘッドハンターからのスカウトを受けやすいのはどうしても30代以上の年齢層が多く、役職を任せられるようなベテランを求めている企業も多いので、有利なのは30代〜50代の年代だと考えられます。
リクルートダイレクトスカウトでは、能力や知識があるだけではなく実績があることが重視されます。
特に年齢層が高いにも関わらず、これまでに転職した回数が少ない人は条件の良い企業からスカウトが送られてくる可能性が高いです。
自分で転職先を探す手間をかけたくない忙しい人
リクルートダイレクトスカウトは、レジュメに自分の資格や経験などを登録し後はスカウトが来るのを待つというスタイルの転職サイトです。
わざわざたくさんの求人情報をまめにチェックして、自分の希望に合うものを探す必要がありません。
自分という人材に、魅力を感じてくれた企業からのスカウトを受ける形なので、時間や手間をかけることなく転職のチャンスを作ることができます。
リクルートダイレクトスカウトの注意点
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラスな転職先を探している人にとってはメリットの多いサービスですが、利用前に確認しておかなければならないことがあります。
登録しても意味がなかった、というようなことのないように、以下の注意点について頭に入れておきましょう。
それぞれ、見ていきましょう。
短期間ですぐに転職したい人には向いていない
リクルートダイレクトスカウトは、担当のコンシェルジュが面談をしてすぐに大量の求人情報を紹介してくれるような転職サイトではありません。
自分の能力や経験に関する情報をレジュメとして登録し、自分に魅力を感じてくれるヘッドハンターや企業からのスカウトを待たなければなりません。
ハイクラス求人のみを扱っている転職サイトなので、一般的な幅広い条件の求人情報を扱っているサイトと比べると、紹介してもらえる求人の数は少ないといえます。
そのため、今すぐに・できるだけ早く転職したいと希望している人、転職活動にスピードを求めている人には向いていません。
経歴やキャリアがない人はスカウトされにくい
リクルートダイレクトスカウトは、他の転職サイトと異なり求人の内容がハイクラスのものばかりです。
収入アップやキャリアアップが期待できますが、それだけ企業から求められる条件もかなりハイレベルであることも事実です。
これといった専門的な資格がない人や、これまでに実績やキャリアがないという人は、登録してもスカウトが送られてくる可能性が低いです。
書類の添削や面接対策はしてもらえない
リクルートダイレクトスカウトでは、非常に条件の良いハイクラス求人を紹介してもらえるチャンスはありますが、企業に応募する際に書類の添削や面接対策などをしてもらうことはできません。
一般的な転職サイトでは、そのようなサポートがあるので転職活動の初心者でも内定を得られることがあります。
リクルートダイレクトスカウトでは、スカウトを受けてからの対策は自分で行う必要があります。書類作成や面接の経験があまりないという人は、せっかくのチャンスを無駄にしてしまう可能性があるので特に注意が必要です。
リクルートダイレクトスカウトでよくあるQ&A
- リクルートダイレクトスカウトはアプリもありますか?
- リクルートダイレクトスカウトは現時点ではアプリで利用することはできません。
WEBサイトから登録・利用してください。 - リクルートダイレクトスカウトは怪しいサイトではないですか?
- リクルートダイレクトスカウトは株式会社リクルートによって運営されているハイクラス求人専用のサービスなので、非常に信頼性・安全性の高いサイトといえます。
- リクルートダイレクトスカウトを利用していることは現在の勤務先にバレませんか?
- 企業やヘッドハンターには自分の情報は匿名で表示されますが、学歴や経歴で特定される可能性がゼロではありません。
そこで「企業ブロック設定」を行うことで、勤務先に自分の情報を閲覧されることを防ぎ、スカウトを送信されなくすることができます。
企業ブロック設定は最大で10件まで可能なので、系列の企業や子会社なども設定しておくと安心です。 - 今すぐ転職したいわけではないのですがリクルートダイレクトスカウトを利用してもいいですか?
- リクルートダイレクトスカウトは即転職したい人よりもじっくりと自分に合ったハイクラスの求人を探したい人に向いています。
今すぐ転職する予定がない人にも利用できるサービスです。 - リクルートダイレクトスカウトに登録するだけでたくさんスカウトが来ますか?
- リクルートダイレクトスカウトに登録するだけでは基本的にスカウトを受けることはできません。
ヘッドハンターや企業が希望する条件と、自分自身の条件が一致しなければスカウトがくることは期待できないでしょう。
ヘッドハンターや企業からのスカウトを受けるためには、レジュメに自分のスキルや経歴などを詳しく書いてセールスポイントをアピールしましょう。
リクルートダイレクトスカウトの口コミ評判まとめ
リクルートダイレクトスカウトは、一般的な転職サイトとは異なりハイクラス求人と出会うチャンスを提供しているサイトです。
特に30代以上の即戦力となるベテランが有利ではありますが、資格や実績をアピールすることができれば20代でもヘッドハンターからのスカウトを受けることができる可能性があります。
自分から求人情報を探さなくても、スカウトを待つだけで魅力的な転職先が見つかるチャンスがあるので、忙しくて転職活動に時間を割けないという人や、じっくり高条件の求人が見つかるのを待ちたいという人に向いています。