就職をする際に、「新卒」という枠がどれだけ価値のあるものかということは、社会人であれば誰もが知っているでしょう。
新卒入社を目指して、内定がぎりぎりになっても決まらない人は、あえて単位を落として大学に1年留年して再び「新卒」枠を狙う方も少なくありません。
このページでは主に、
といった内容をメインに、第二新卒の転職について詳しく解説していきます。
目次
第二新卒の転職におすすめの転職サイト3選!
第二新卒の転職、やはり誰も失敗したくありませんよね。
というわけで!第二新卒の方におすすめの転職サイトを、厳選して紹介致します!
リクナビネクスト
公式URL | https://next.rikunabi.com/ |
---|---|
求人数 | 100,000件以上 |
職種 | 全職種 |
対応エリア | 全国 |
言わずと知れた求人数がトップのサイトで、新卒、そして、どんなタイプの転職者にも利用されている利用者も多いサイトです。
なんと、毎週1,000件以上も求人数が更新されるサイトですから、常にフレッシュな求人情報を得られるだけでなく、あなたに合った職種や業種が見つけやすくなっています。
しかも、特に何もせずともあなたのことが気になる企業からオファーが来るので、こちらは絶対に登録しておき、その上で他のサイトも登録しておくと便利です。
ミイダス
公式URL | https://miidas.jp/ |
---|---|
求人数 | 非公開 |
職種 | 全職種 |
対応エリア | 全国 |
求人チェックができるだけでなく、あなたに似たキャリアを持つ人がどれほどの年収の企業に転職できたのか、転職したい職種にはどんなスキルやキャリアを持った人が多いかなどをチェックできます。
適正チェックや、転職時にやっておきたい自己分析サービスもあり、面接前提の企業からのオファーも届く完全無料サイトなので、まだまだ給料が少ない第二新卒の転職を目指す方には嬉しいですよね。
ハタラクティブ
公式URL | https://hataractive.jp/ |
---|---|
求人数 | 1,000件以上 |
職種 | 全職種 |
対応エリア | 全国 |
ハタラクティブは、20代の転職に特化した転職サイトとなっています。
首都圏、そして地方の都市(大阪や福岡、名古屋など)を中心とした転職サイトですが、積極的に未経験の方を採用している企業とコラボして、正社員として彼らが働けるようにサポートしている転職サイトです。
特に、第二新卒であれば未経験職種を狙って転職する方も多いですから、そういった方には特におすすめの未経験者歓迎の求人をチェックすることができます。
第二新卒の転職の時期・タイミングは1月から3月がおすすめ!
「転職はタイミング」という言葉もあります。
第二新卒というのは限られた期間しかありませんから、よりこのタイミングが大切となってきますが、一体どんな時期に第二新卒の転職を行うべきなのでしょうか?
特に1月~3月ごろからスタートさせれば、4月には年度の切り替わりとなり、この時期に新入社員と一緒に手厚い研修を受けることができます。
よって、仕事への不安も消え、あなたの実力をアップするのにも役立ちます。同期がいるので、人間関係が築きやすいというメリットもあります。
また、7月から9月に転職活動する場合も、この時期は下半期のスタートの10月に人事異動が決行されるので、その穴を埋めるためにその時期に入社してくれる人材を探しています。
新年度ほどではありませんが、異動によって今までいた人材が抜けて部署の雰囲気も変わるので、企業にも馴染みやすいでしょう。
第二新卒のタイミングで転職する5つのメリット
社会人経験が短くても転職に有利なのが、第二新卒です。
第二新卒の転職にはメリットがたくさんありますので、以下にまとめてみました。
それぞれ、見ていきましょう。
即戦力ではないため、ストレスなく仕事に挑める
30代など、ある程度の社会人経験を積んでいる方の転職には即戦力が求められます。
しかし、新社会人と一人前の社会人の中間である第二新卒にそういったことは求められないため、肩の力を抜いて仕事に挑めます。
スキルアップすることができる
未経験職種でも十分に雇ってもらうことができる第二新卒枠は、スキルアップすることができるチャンスの転職でもあります。
比較的やりたい業務をさせてもらえる
世代的に、第二新卒は伸びしろがある存在と企業側は捉えています。そのため、あなたの仕事の幅を広げるためにも比較的やりたい業務をやらせてもらえる、というメリットがあります。
労働環境がベターになることも
現職の人間関係や業務自体に不満があるという方は、転職することでその悩みが解決、もしくは改善されることが期待できます。
企業で不足する世代だから求められやすい
第二新卒を狙って転職する方は多く、企業では常にその世代が空白状態にあります。そのため、比較的求人数も多く、企業からも求められやすい世代なので、転職に有利な時期です。
第二新卒の転職にはデメリットもある?
どんなモノやコトにも、メリットがあればデメリットが必ずあります。第二新卒の転職に関するデメリットについても、以下にまとめました。
1つずつ、解説していきます。
新卒をひいきする会社も…
たとえあなたに業務に関する実力があっても、新卒で入社した社員を大切にするという会社もあります。
そういった企業に入社してしまうと、「あの人より仕事がデキるのにあの人の方が新卒だからかわいがられている」などと、不満やストレスがたまることもあり得ます。
「また辞めるのでは?」と思われる
就職して3年未満で転職をするということから、企業側から「どうせ採用してもまた辞めるのだろ」と思われることが多く、それが転職活動に影響します。
また、転職できたとしてもそう思われるので、自分のやりたかったことができないこともあります。
ある程度のビジネスマナーがあるとされている
既に社会人経験を少しの期間でも経験している第二新卒ですから、ある程度のビジネスマナーがあるということを前提に企業でも採用することが多いです。
そのため、そんなにビジネスマナーについて知らないのに、転職先で手厚くそれを教えてもらうことができないというデメリットもあります。
第二新卒の転職を考える時に確認しておきたいこと
第二新卒の転職のメリット・デメリットについて解説してきましたが、転職を考える際に確認しておきたい事があります。
今後の人生にも深く関わる事ですので、以下の内容をチェックしておきましょう。
そもそも第二新卒って何?まずは基本をチェック!
そもそも、「第二新卒」という言葉は聞いたことがあっても、この意味をしっかりとご存知でしょうか?
ここでは、転職時に失敗しないためにも第二新卒の基本についてご紹介していきましょう。
第二新卒とは、一般的には「新卒で入社してから3年未満の求職者」を示すことが多いです。
しかし、ハッキリとした定義がないため、やや曖昧な表現ではあるのですが、企業側における第二新卒者に求めるものは、短期間でも社会経験を積んでいる方を指します。
そのため、大学卒業後、2年ほど語学留学して日本に帰ってきて初めて就職をされるという方の場合、これも第二新卒と考える方は多いのですが、企業側から見ると、こういった方は第二新卒ではなく、「中途採用」枠にくくられます。
つまり、新卒と一人前の社会人の中間的な存在が、「第二新卒」なのです。
第二新卒の転職はこんな人におすすめ!
第二新卒だけでなく、どんな時でも転職するべき人とそうするべきでない人がいます。
では、第二新卒の転職はどんな方におすすめなのかを見ていきましょう。
転職の目的が明確な方
年収アップなど、転職の目的がしっかりとしていればどんな企業に転職したいか、どんな風に今後は仕事をしていきたいかなど、転職がスムーズにいきますし成功しやすいです。
既にやりたいことが明確な方(自分のやりたいことを仕事にしたい)
「語学力を生かした仕事に就きたい」など漠然とした仕事ではなく、例えば「語学力を生かして海外事業部のある企業で活躍したい(さらに具体的な内容も絞ると尚良し)」などと、クリアな目標、ターゲットがある場合にはまさに転職時だといえるでしょう。
第二新卒の転職でやめた方がいいタイプ
逆に、どんな方が第二新卒の転職を控えた方がよいのか?転職を失敗しないためにも、ここで押さえておきましょう。
転職しようか迷っている方
これは第二新卒に限らず、転職者に求められることですが、転職の目的が宙ぶらりんな状態だと、面接でもそう見えて失敗する可能性が高いです。
また、転職できたものの、前職よりも不満などが多く結果的に転職が失敗に終わることがあるため、転職目的が明確でない方、もしくはなんとなく転職しようという状態の方はもうちょっと転職は待つべきでしょう。
現状を他人のせいにしている人
あなたがキャリアアップできない原因は会社にあり、自分にはないと考えるなど、非を他人のせいにしている方は、転職に成功したとしてもまた何かあれば会社や他人のせいにします。
そのため、転職できても結果的には何も変わりませんし、転職に失敗することの方が多いです。
第二新卒の転職を成功させるための5つのポイント
いかなる時も、転職は失敗したくありませんよね。そこでここでは、第二新卒の転職を成功させるための5つのポイントをお教えしていきましょう。
それぞれ、見ていきます。
ポジティブな転職理由を!
間違っても「前職(現職)の上司と折が合わないので」など、それが理由であっても転職理由にしないでください。
第二新卒の転職をスムーズに、そして希望通りにしたいのであれば、ポジティブな転職理由を掲げましょう。
あなたのなりたい、やりたいことができる企業で経験を積みたいなどがポジティブな理由となります。
未経験職種でも前職と絡めてアピール!
第二新卒のメリットは、未経験職種でも十分に求められているということです。そのため、同じ職種でなく未経験職に転職するという方もいるでしょうが、前職と絡めたアピールをするとよいでしょう。
例えば、前職はサービス業でしたが、エンジニアに転職したい場合。技術的なことは未経験でも、人とのコミュニケーション能力や細かいサービスに関する経験が、その技術に生かせるというようなことを伝えましょう。
物は言いようですので、うまくあなたの前職の経験を希望職種につなげてください。
転職時期は見極める
上記で紹介したような転職時期にそのまま従う必要はありませんが、転職はタイミングです。そのため、上記の時期を意識しつつ、あなたが次に就きたい業務がよく求人を行う時期などを考えて、転職時期を見極めましょう。
自己分析する
これは、第二新卒に関わらずどんな時期の転職にも必要ですが、自分を見つめる時間を作ってください。
自分のことは、意外と自分ではわかっていないものです。そのため、自分の短所や長所はもちろんのこと、自分がやりたいことや自分を採用するメリットなどをピックアップしてみましょう。
それが、履歴書を書く際や面接であなたのことをアピールする際に、必ず役立ちます。
焦らない
基本的なことですが、焦ってはいけません。誰もができるだけ早く転職先を決めたいです。
特に、なかなか決まらなくてやっと決まった転職先が、そこまで希望の企業ではなくても、そういう状況の時には、早くその状況から抜け出したくて、入社することを決めてしまいます。
しかし、それではあなたの希望通りの転職ができなくなります。しかも、転職回数が増えすぎて企業から信頼されず転職しにくくなるケースもあるので、焦らずじっくりと転活しましょう。
ほとんどの方がこの時期には結婚されていないので、ミドルの転職より心にも経済的にも余裕があります。
第二新卒の転職はタイミングと転職理由が明確であることが大切
第二新卒の転職をしたい方は、まずそのタイミングを見極めることが大切です。
そして、どんな時でも転職はポジティブな理由でないと企業はあなたに不信感を抱きますから、本当はネガティブな理由が転職理由であってもポジティブな理由にする、そうすればあなたの第二新卒の転職はうまくいきます。
上記でお伝えしたおすすめのサイトを利用しながら転活をすれば、必ずや理想的な第二新卒の転職ができるでしょう。